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北欧・コラム

スウェーデン交換留学経験者が留学の種類、学費、生活費などをぶっちゃけます!

スウェーデン留学
めい
みなさまこんにちは。スウェーデン留学経験者のめいです!

私がスウェーデンへ飛んだ頃はまだ、「スウェーデンってどこだっけ?」なんてよく質問されていましたが、今日本では北欧ブーム。

スウェーデンに留学したいと思う方もいらっしゃるのでは?

ただ、いざ留学をする!と思っても、どんな留学方法があるのかピンとこない方も多いはず。

みさ
確かに全く分からない
まき
そもそも言語が何かも分からない(笑)

そこで今回は私の経験や私の日本人の知人の話をもとに、スウェーデン留学についてご紹介しましょう!

 

スウェーデン留学には「私費留学」「交換留学」「語学留学」がある

スウェーデンへ留学するには主に3つの方法があるかと思います。

  • 大学 or 大学院への私費留学
  • 大学 or 大学院への交換留学
  • 語学学校への語学留学
めい
その中でも、私は交換留学で大学へ行きました。

 

スウェーデン交換留学の方法

私は日本の大学からの交換留学でスウェーデンへ留学していました。

スウェーデンへの派遣先大学は当時、数が限られていて、派遣留学生の人数も非常に限定されていました。

日本でどの大学に通うかにより、派遣先大学の選択肢も大きく異なりますが、特に「スウェーデンのこの大学に行きたい!」という強い意志があるのであれば、大学受験する前に入念に調べておくのも一つの手かもしれません。

しかし、私もそうでしたが‥高校生の頃に将来を見据えて「こうしたい!」というものが無かったので、そこまで調べることはなく、ただ漠然と「留学したいな〜。」と考えていただけでした。

親に「留学したい!」と告げると、まさかの「金銭的に交換留学じゃなきゃお金出せないよ。よろしく!」みたいな感じでサラッと告げられてしまい(笑)

めい
「えーーーーー!それは初耳!」とかなり切羽詰まって交換留学の選考へ向けて勉強しました。

今思えばそれは私をやる気にさせる為の親の戦略だったのかもしれませんが(笑)

みさ
交換留学の場合は成績が良くないとダメなのかな?

 

スウェーデンの交換留学は大学の成績が関係する!

大学の成績は基本的に良くなければ交換留学の試験には通りません。

TOEFLについては、各大学(日本側と派遣先の提携校との定め)によるので一概に、何点とは言いにくいのですが、TOEFL ibt80-95、また優秀なトップ大学だと、90〜100の範囲で定めている大学が多いようです。

選考では、語学力や留学計画(留学する目的や内容、留学希望大学に関する知識など)のチェックなどがあります。

大学間の交流問題にも直接繋がる為、大学側も派遣する学生をお互い選抜して留学に行かせるパターンが多いようです。

交換留学を無事に終えることができない学生が多発し、協定を打ち切られた、いわゆる”契約解除”といった事例もあるそうです〜。それは大学側も慎重になる気持ちもわかります。

スウェーデン交換留学のメリット

そして、「そもそも交換留学って何?」ということから私の経験も踏まえてお話ししましょう!

交換留学といえば、例えば「私がスウェーデンのA大学に留学し、A大学出身のスウェーデン人学生が私の大学に留学しにくる。」というイメージですよね。

そのイメージは間違ってはいないのですが、そもそもの意味は「大学が学術交流協定を締結している大学間で相互に留学をすること」のようです。

なんだか難しく聞こえますが、要するに”交流しようね!と約束している大学の間で学生が留学に行くこと”です!

多くの大学で2種類の交換留学が存在し、

  • 大学同士が協定を結んでいるもの
  • 学部同士が協定を結んでいるもの

となります。

例えば、”A大学全体とB大学全体の約束”または”A大学の経済学部とB大学の経済学部の約束”というものがあるのです。

「ん〜なんだかいまいちピン!とこない」という方、少し待ってくださいね!もう少し深くお話ししましょう。

交換留学には大きく分けると4つの特徴があります。

 

メリット①留学先で授業料がかからない!

これは魅力的ですね〜。

私が「交換留学にしよう!」と決め手にした理由はまさにこれでした。(親の交換留学しか無理!宣言のせい。笑)

日本の大学に在籍したまま海外に留学し、留学先の協定校では授業料を納めずに授業を受けることができるのです。

*大学や協定校によっては若干異なる場合もあります。

つまり、日本の大学に授業料を納めていれば留学先で払わずに済むということですね。

大学同士の協定の内容にもよりますが、通常は授業料以外にかかる費用はご自身もしくは、大学が負担することになります。(後ほど詳しくご説明します!)

メリット②休学扱いにならない!

日本の大学に在籍したまま留学でき、休学扱いになりません。

つまり、しっかり留学先でお勉強して留学先で取った単位が無事に認定されれば4年間で卒業できるのです!

例えば、大学2年生になる時に1年間スウェーデンに留学したとしましょう。

休学して留学した場合は、スウェーデンから帰国した後、スウェーデンで過ごした1年間をカウントせずに再び日本で2年生を過ごすことになります。

しかし交換留学の場合は、スウェーデンから帰国後は3年生を過ごすことになります。

 

メリット③留学手続きが簡単!

大学同士で協定という名の細かい”取り決め”が既に存在するので、大学側が細かい手続きなどを行ってくれるところがほとんどです。

私個人的には、留学を終えた先輩や留学先のスウェーデンから来ている現地学生などと交流を持つこともでき、情報収集もしやすく、実際に留学するまでの期間に準備がしっかりと出来てとても安心でした。

 

少し理解が深まりましたか?それと同時にもっと疑問が湧いてきますよね~!では、みなさまが気になる費用について少し掘り下げてみましょう。

 

スウェーデン交換留学の学費について

スウェーデン留学を考えている方なら一度は耳にしたことがある、”スウェーデン学費無料説”。

そうです!スウェーデンは学費が無料で、留学生(日本人の私たち)も学費を支払う必要がありませんでした。

しかし、2012年以降、留学生へ学費を課すようになったのです。

私がスウェーデンに交換留学していたのは、あと数年で学費無料ではなくなってしまう!という時期だったので、留学生が最後の飛び込みのように増加していた頃でした。

そして、2012年以降留学生が大幅に減ったという情報もあります

ちなみに、私が交換留学していた頃、スウェーデンの学費が日本人に対しても無料だったわけですが、私が日本の大学に納めていた学費が返金された!なんていうおいしい話ではありません。

通常通り日本の大学には学費を納めていたので、スウェーデンの学費が無料だったことを考慮すると、当時は得したのか損したのか…腑に落ちない気持ちもありました。

 

スウェーデン留学学費以外の費用について

留学するときに必要な費用は、学費だけではありませんよね。

その他、どのような費用がかかるのか、そして私はどのように対応したのか、まとめてみました。

 

フライトなどの渡航費

Free-Photos / Pixabay

私は大学専属の旅行会社に依頼し学割を適応して、最安価格で購入しました。

渡航の時期にもよりますが、8月出発往復のオープンチケット(帰りの日にちは購入時点では未定のもの)で当時15万程度でした。

 

居住費

 

学生寮、アパート、ホームステイなど。

交換留学では学生寮に住むことが多いようです。

大学にもよりますが、私の大学の交換留学は当時、学費の他に居住費(インターネット代と光熱費を含む)と食費は大学が負担してくれるものでした。

これを知った時は心底「よっしゃー!」と思いましたよ~。

光熱費

学生寮に住む場合、スウェーデンでは賃料に光熱費が含まれている場合しか聞いたことがありません。(もし、例外があればごめんなさい!)

私が住んでいた学生寮も賃料に光熱費が含まれていましたよ〜。

 

通信費(Wi-Fi)

FirmBee / Pixabay

インターネットは有線LANが各部屋に完備されていました。

これも賃料に含まれていたので別途支払う必要はありませんでした。

学生寮であれば、賃料に含まれている所がほとんどだと思います!

 

携帯・スマホ

nvtrlab / Pixabay

携帯代に関しては、当時私はまだiPhoneやアンドロイドなんて持っていなくて(笑)

現地で簡易なプリペイド式携帯をゲットして、現地の友達と通話できるようにはしていました。

今となってはWiFiがどこも復旧しているので必要ないかもしれませんね~。(時代を感じさせるコメント失礼!笑)

食費

スウェーデン fika

食費に関してはミールクーポン(日本でいう食券です!学食で食券を渡してご飯を食べる。というようなものです。)を配布している所もあるようですが、スウェーデンの大学に通っている多くの人は、ミールクーポン制ではなかったようです。

自分でスーパーで食材を買って家で調理したり、大学内の食堂や街のカフェで食べたりしていします。

食費については、当時のスウェーデンの物価を大学側が換算して、一か月の食費はこれくらい。と、想定した金額をみんな平等に留学前に受け取っていたので、「これは食費を削るしかない!」と思い、外食は控えて自炊しまくって、月々の食費を浮かせていました。

めい
その浮かせたお金を旅費に当てていました~。

こうやって、みなさまにお話しすると、いかに自分が必至に切り詰めていたかわかりますね。お恥ずかしい。(笑)

でも、当時はゲームのような感覚で食費を浮かせていたので、「今月はX円浮いた―!やったー!」という軽いノリで苦痛ではありませんでした。

教材費

chloestrong / Pixabay

教科書などを購入する費用です。

教科書って意外と高いですよね…現地で一番コストがかかった記憶があります。

留学先で取りたい授業が決まっているのであれば、日本にいる間に日本人の先輩から教科書を譲り受けるなどするのも一つの手です!

 

海外旅行保険費

海外でもし、事故に遭ったり重病などにかかった場合、日本とは比べものにならないほど、高くつくことがあります、万が一に備えて、加入することを義務付けている日本の大学が多いようです。

費用は主にこのようなものでしょうか…「うげ、考えただけで、めっちゃお金かかるじゃん!!!」と、当時の私は身の毛がよだちました。(笑)

AIG損保の海外旅行保険公式サイトへ

 

めい
そして私調べですが、大学によっては海外留学へ行く学生を支援する様々な奨学金などもあるようです

各大学に問い合わせてみてくださいね♪

スウェーデン「社会人留学」の場合

社会人になってからも留学へ行くことに興味をお持ちの方も多いのではないでしょうか。

私の周りのお友達もワーキングホリデーや海外の大学や大学院に進学するなど様々な方がいます。

その中でも私の知人の一人は、転職する際、次のお仕事までの少しの時間を利用し、スウェーデンの大学に留学していました。

スウェーデンは90日以内であれば、観光ビザで滞在することができます。

その為、90日以内の短期留学なら特に特別なビザを申請する必要はありません。

彼女は留学エージェントなどを通さず、大学の語学プログラムを見つけて自身で留学したようです。(Study in Sweden)←彼女が参考にしたサイトはこちらです!

 

スウェーデン独自のシステムの教育機関

スウェーデン独自のシステムのもと”Folkuniversitetet”といわれる生涯教育機関があり、国立大学と連携してスウェーデンの教育を支えています。

その為、スウェーデン全体に多くの” Folkuniversitetet”が存在します。

ここでは、語学のほか、ダンス、アート、音楽などの趣味と実技が融合するコースや、大学レベルの研究に関する講座なども受講できます。

ここへはスウェーデン人も留学生も通うことができるので、授業によってはスウェーデン人のお友達を作るチャンスがあるかもしれません!

受講期間もコースによって様々なので、個々それぞれの留学が実現可能です。(Folkuniversitetet)

 

社会人留学の費用はいくら?

 

また気になる社会人留学の際に必要だった費用ですが、大学のサマーコースに参加した私の知人は1ヶ月の留学で15万〜20万程度支払ったと教えてくれました

そして、Folkuniversitetetの場合おおよその学費はどのくらいかかるのかを調べてみました。

✳︎コースにより、期間や費用は異なるので、ご参考までに!

ポイント

コース:スウェーデン語初心者コース
場所:ストックホルム
期間:週5日 (12:15~14:30) ×4週間
費用:5,575スウェーデンクローナ ⇨ 約70万(2019年11月調べ)

スウェーデンの物価事情

「スウェーデンって北欧だし物価高いよね?」といつも聞かれて答えるのに少々悩むのですが、一言でいうと、物価は日本と同じか少し高いくらいです〜

”北欧=物価が高い”というイメージがあるのは、デンマークやノルウェーが日本のおおよそ平均1.5倍〜2倍の物価だからですね。

しかしスウェーデンは、驚くほど高い!という訳ではありません。

1kr=12.5円(2018年11月調べ)

  • 【マクドナルド】チキンバーガー、アップルパイ: 10kr (125円)
  • コーヒー: 30kr(375円)
  • 水1.5lペットボトル: 16kr(200円)
  • タクシー初乗り料金 : 45kr(563円)
  • 【スーパーマーケットで】りんご1kg: 22.8kr(285円)

と日本と比べると安いですよね〜。

私は節約とダイエット?を兼ね、お腹が空いたらリンゴをかじったりぶどうを食べたりするようにしていました!(笑)

一方で、レストランでの外食はとても高く感じます。例えば、私のお気に入りのスウェーデンミートボールが食べれる某レストランは

レストラン

  • スウェーデンミートボールプレート: 215kr(2688円)
  • ストックホルムビール: 75kr(938円)

「むむむ。これは高いですね〜。(美味しいレストランがたくさんあるんです!)」

スウェーデンは贅沢品にはたくさん税金がかかる制度を導入しているので、外食は”贅沢”と考えられており、比較的高いお値段になっているんです。

ちなみにスウェーデンにはチップの制度はありませんのでご安心を!

アパートに関しては、例えば、ストックホルム中心地の2LDK(ベランダ付き、インターネット・光熱費込み)のアパートでおおよそ13万円ほどです。

もちろんこれは、日本と同様、場所によってかなり大きく異なるので、ご参考までに!

ストックホルム中心地での生活‥考えただけで夢のようです〜。ニヤニヤが止まりません!(笑)

 

スウェーデンの通貨は?

スウェーデンの通過は”スウェーデンクローネ :SEK”です。

街のお店などでは”kr”という表記をよく見かけます。お恥ずかしながら「SEKとkrって全然違うじゃん!まず、何て読む‥?」というところから私の留学は始まったので(笑)念のためお伝えしておきます。

余談ですが、ノルウェーやデンマークも"kr"という表記なので、混乱しないようにしましょう〜。

そして、スウェーデンは完全なるカード社会です!現金を持ち歩く習慣がほとんどないと言っても過言ではありません。(若者になればなるほどそうかもしれません。)

日本のように、「現金のみの支払いです。」なんていうお店はほぼ無いのです!

もちろん、現金でも対応してくれますが、クレジットカードを持参して留学することをおすすめします。

クレジットカード会社のおすすめは?と聞かれ、自分も含めスウェーデン在住の知人にも確認しましたが、VISAを持っていれば間違いないはず!

私はVISAカード一枚で留学へ行きましたが、全く問題になったことはないですよ〜

スウェーデン留学前にしておく事まとめ

以上を踏まえて、留学前にしておくことをまとめてみました。

海外旅行保険加入

Tumisu / Pixabay

90日間以内の留学ならビザは必要ありませんが、90日間以上の留学となると事前に大使館での手続きが日必要になりますのでご注意を!

海外旅行保険については、観光ビザでカバーできる留学であれば私個人としてはクレジットカードに付属している海外保険で十分なのかなとも思います。

そうはいっても、心配な気持ちもわかります!(私も心配性なので、あれやこれや色んな妄想が膨らみ心配が止まりませんよね。笑)

そんな心配性な方は、もちろん予め加入する。または、空港で加入できる海外旅行保険に加入するのも一つの手ですね。

ちなみに、私が交換留学した時は、AIG損保の保険に加入しました!長期留学の方は、大学が保険加入を義務付けている場合がほとんどです。交換留学以外の長期留学の方も必ず保険に加入する方がよいでしょう!

AIG損保の海外旅行保険公式サイトへ

 

モバイルWi-Fi

Samuel1983 / Pixabay

家や学校でWiFiが入っていて、出先でも日本よりもはるかにどこでもWiFiが入る環境なので、人によってはそこまで必死にモバイルWiFiを持つ必要も無いのかなと思います。

しかし、いつでもネット環境にいたい!という方(私は日本では完全にインターネット依存症なので笑)は出発前に空港で引き取ることができるタイプのモバイルWiFi会社なども多いので、利用するのもおすすめ。

電圧とプラグ

電圧:220V、周波数:50Hzです。日本から電気製品を持っていく場合、変圧器および変換プラグ(B・Cタイプ)が必要です。

ご存知の方も多いとは思いますが、電圧が対応していれば、変圧器は持っていく必要はないので、電器製品をご確認ください!

私は知識なく、スウェーデンに到着した初日、いきなりヘアドライヤーを爆発?させ壊しました。(笑)お恥ずかしい〜。

 

航空券はオープンチケットがおすすめ

帰る日が決まっていない場合、「帰りのチケットは現地で購入することはできるの?」という質問を受けたりもしますが‥

航空券はオープンチケットがおすすめです。

片道ずつ航空券を購入するよりもその方が安いので、日本で往復を一緒に買ってしまう方が安くなると思います!

スウェーデン留学まとめ

スウェーデン留学について、具体的なイメージを持っていただけたでしょうか?

「日本以外の場所で勉強したい。」

「留学を考えているけど、スウェーデン留学に踏み込むことができない。」

という方。

一度しか無い人生、スウェーデンはきっと人生観を大きく変えてくれること間違いありません!

費用など心配な面も多いとは思いますが、挑戦する価値ありです!

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