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北欧・コラム

北欧スウェーデンのコーヒータイム「Fika(フィーカ)」文化とおすすめカフェ5選

スウェーデン カフェ フィーカ
めい
Hejsan! (ヘイサン!) みなさま、スウェーデン留学経験者のめいです。

私がスウェーデンに留学して以来大きく変わったことの一つ。

それは‥コーヒー好きになったことです。

ブラックコーヒーなんてもってのほか、カフェオレすら飲むことのできなかった私がスウェーデン滞在を機にすっかりコーヒーマニアになってしまったのです!!

正直、日本では眠気を吹き飛ばすだけのものとしてコーヒーを”摂取”していました。

しかし、スウェーデンで飲んだコーヒー、そしてコーヒーを取り巻く生活習慣は、私のコーヒーに対する概念を大きく覆し、すっかり私を北欧コーヒーマニアにしてしまったのです!

今日はそんなスウェーデンの「フィーカ(Fika)」文化と、おすすめのおしゃれなカフェをご紹介していきます♪

 

スウェーデンに欠かせないコーヒー文化「フィーカ(Fika)」

MariaGutebring / Pixabay

みなさんはスウェーデン文化の1つ、「フィーカ(Fika)」という言葉をご存知ですか?

今や北欧好きの方ならご存知の方も多いかと思いますが、フィーカはスウェーデンの文化の中でも最も重要な生活習慣。

めい
そう、いわゆる”お茶休憩”です!
みさ
アフタヌーンティー的な?(あんまり分かってない)

英語で言うと、Coffee Breakですね!

スウェーデン語で"Fika"という単語は名詞だけではなく、なんと動詞としても存在するのです。

"Let's fika"というように"Ska vi fika?"(Shall we fika?) と気軽に使うことができます。

"Hej!"(ヘイ)という挨拶に続き、”Ska vi Fika?” (スカビィフィーカ?) は私が最初に覚えたスウェーデン語のフレーズかもしれません。

そして、私はこのフレーズを覚えてからスウェーデン人の友達に使いまくっていました(笑)

みんな喜んで応えてくれるので、調子に乗って使ってしまいます〜。

このFikaですが、実は知れば知るほど多くの発見があり、単なる“お茶の時間“ではないことに私自身気が付きました。

 

スウェーデンの大学では授業の合間にもフィーカ!

Lernestorod / Pixabay

Fikaはお茶やコーヒーを”優雅に楽しむ!”というイギリスのアフタームーンティーなどのイメージよりは、お仕事やお勉強の合間、また何かをしている合間の”息抜き”としての意味合いが強いように感じます。

大学の授業中に教授が「みんなそろそろFikaにしようか〜10分?15分?どれくらいにする?」と私たちに聞いているのを見た時は、「えーー先生斬新!」と、カルチャーショックを受けました(笑)

そして、教授も学生もカフェテリアでコーヒーと何か甘いものや軽めのサンドイッチを片手に、Fikaをしている姿は、日本ではあまり一般的ではないかもしれません。

 

めい
ちなみに、私のお気に入りは"Chokladboll"(ホックラッドボッル)と呼ばれる、ココナッツやパールシュガーがまぶされているチョコレートボール!

少なくとも当時の私には「教授と学生との距離が近くてフラット!」と、とても衝撃的でした。

そして時間になると、サッと授業に戻ります。Fikaの時間はおおよそ10分~20分が目安。

みさ
意外に短いんだねー。

私は一度、Fikaの時間にダラダラ勉強をしていたら「めい、何やっているの!今はFikaの時間だよ!休憩するときはちゃんと休憩しなきゃ!」と友達に怒られたこともあります(笑)

疲れたらダラダラせずに、ちゃんと休憩を取ることで効率もアップするのですね!

 

めい
「みんなオンとオフのメリハリがしっかりしていて素敵!!!」とすっかり、これまた私はFika文化に惚れてしまいました。

 

スウェーデンのFika(フィーカ)は単なるお茶休憩ではないコミュニケーションの時間

mammela / Pixabay

彼らはただただ、”休憩”や”お茶の時間”を楽しんでいるだけなのかもしれませんが、私はいつもみんなのコミュニケーション能力の高さにも、とても驚かされます

みんなコーヒーや紅茶を飲んだり、お菓子やサンドウィッチを食べたりしながら、とってもよく喋るのです!

みんなの言葉を聞き取ることに必死な私は、最初は圧倒されてしまい、ついつい大人しくなりがちでした。(のちに克服しましたが!笑)

Fika文化が根付いているスウェーデン人からは私自身ほんとうに学ぶことが多く、「コミュニケーションってこういう言葉のキャッチボールのことなんだな~。」と改めて感じさせられる日々でした。

めい
ケタケタ笑いながら、時には日常のたわいもない話や天気、そして週末の予定の話を、時には政治について議論するなど、様々な話をします
みさ
語学の勉強に行くのに最適な国かも♪私が行っていた某アジアの国はフランクではなかったので(笑)

 

コミュニケーションを大事にするスウェーデン文化

HoliHo / Pixabay

Fikaとは単なる“お茶休憩”だけではなく、“みんなとコミュニケーションをとること!“が含まれているのです!

大学だけではなく、多くの企業、職場でこのFikaの時間を取り入れており、“Fika率100%“といっても過言ではありません

まき
100%はすごい!北欧ってのびのびと働いているイメージ。

業務時間内にFikaをすることで仲間と打ち解ける大切な時間となるようですね~。

そんなFikaを重ねるごとに、最初は眠気覚ましに飲んでいたコーヒーも、平気で飲めるようになり(最初は牛乳とお砂糖の力をかなり借りていましたが!笑)

「コーヒーっておいしい!」なんて思えるようにもなりました。

「すっかりスウェーデンに染まったな!」と友達にからかわれるようにもなりましたが、スウェーデンマニアの私としては嬉しい限りですね。

めい
そして、調子に乗った私は数々のコーヒーショップを訪れ、北欧のコーヒーを堪能する日々を過ごしました。

 

観光客におすすめ!スウェーデンストックホルム本場のコーヒーが楽しめるカフェ5選

スウェーデンにはコーヒーも紅茶もおいしく、Fikaには欠かせないおいしい焼き菓子やパン、オープンサンドなどもお楽しみいただける素敵なカフェばかり。

考えただけで、食べたくなりますね(笑)

そんな素敵なカフェが立ち並ぶスウェーデン。是非!みなさまに訪れていただきたいカフェをご紹介します!

 

ヨハン&ニューストロン(JOHAN & NYSTRÖM)

スウェーデン fika

アクセスも便利なヨハン&ニューストロン。

ストックホルム中央駅から地下鉄で4つ目のMariatorget駅にあります。

入り口からは一見小さいお店に見えますが、中は意外と広くのんびりとくつろげるスペースが広がります。

スウェーデン fika

まき
入り口がすでにおしゃれ♪

スタッフがコーヒーを淹れる様子をそばで眺めることのできる、スタンド座席や、外で行き交う人を眺めながらのんびりできる席もあり、その日の気分に合わせてまったりできます。

ヨハン&ニューストロンのコーヒー豆は、2014年にはスウェーデンのレストランガイドで「ベストカフェ」にも選ばれているほどの美味しさ

スウェーデン fika

2004年から焙煎所をオープンし、豆の買い付けから携わるなどコーヒーへの愛情と自信は揺るぎないものです。お店から漂うコーヒーの香りに誘われて、ついお店に吸い寄せられてしまいます!

 

ドロップコーヒー(Drop Coffee)

スウェーデン fika

こちらもヨハン&ニューストロンとご近所、地下鉄のMariatorget駅のすぐそばにあります。

コーヒー好きなら一度は聞いたことがあるかもしれません。

めい
「ストックホルムを訪れたら是非ここへ!」と私も友達へいつも紹介しています

時間帯によっては人の出入りが多いので、のんびりするというよりは、おいしいコーヒーが飲みたくなったら訪れていただきたい場所です。

テイクアウトもできるので、コーヒーを片手に街を散策するのもおすすめ!

店内のインテリアがやさしい色使いで落ち着いているので、私は足を休めがてら少し座って休憩。

スウェーデン fika

そしてコーヒーを飲み終えたらまた、街を散策!という感じで通っていました~。

 

ヴェーテ・カッテン(Vete-Katten)

1928年創業の老舗カフェ、ヴェーテ・カッテン。

ストックホルム中央駅から徒歩5分ほどの便利な場所にあります。

窓越しに店内を見ても、アンティークな家具たちが店内を彩っているのがわかります。

そしてなにより、ショーウィンドウに並ぶ本当においしそうな焼き菓子やパンの数々!!!

私のオススメはスウェーデンの伝統的なケーキ、プリンセスケーキとシナモンロールです!

スウェーデン プリンセスケーキ

画像:www.vetekatten.se

お店に一歩入ると思わず飛び跳ねたくなるような心躍るカフェです!スウェーデンらしいFikaのできるカフェです。

私はお腹いっぱいで行ってしまい後悔したことがあるので、少しお腹を空かせていくのがおすすめです!

 

ストゥーレカッテン(StureKatten)

スウェーデン fika

かわいい猫のマークが目印のストゥーレカッテン。

スウェーデン人の友達に「トラディショナルなスウェーデンのFikaができる場所はここ!」ということで、隠れ家的なこのカフェに連れて行ってもらったのがストゥーレカッテンとの出会いでした。

一昔前にタイムスリップしたかのような、クラシックな佇まいはまるで映画の一ページのようです!

初めて訪れた時は必死に写真に収めようとしましたが、不器用な私はその場にいなければ伝わらない空気感をどうしても写真に収めることができませんでした(笑)

カフェの中は細い通路が多いので、スーツケースやベビーカーなどを引いて行く際は1階のオープンスペースで召し上がってください!

 

カフェ・パスカル(Café Pascal)

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Pascal Cafe & Bakery - Skånegatan 76

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ここは私の一番のお気に入り&思い出の場所で、実はあまり人に教えたくないのです!(笑)

ですが、最後まで読んでいただいたので思い切ってご紹介します!日本語で検索してもまだあまり出てこないように思います。

(検索力がないだけだったらごめんなさい!)

Norrtullsgatanの角から漂う、美味しそうな香りに誘われてテクテク入ってしまいます。

コーヒーは飲みやすい深煎りがおすすめ!

ベーカリー&カフェなので、パンがとにかく美味しい、そしてコーヒーに合うのです!

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Pascal Cafe & Bakery

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店内のインテリアもとにかく素敵。私のおすすめポイントは間接照明の使い方、そして大きな窓を活かした内装も魅力の一つです。

のんびりできるカフェなので、北欧らしいインテリアを楽しみながらFikaをお楽しみください!

 

スウェーデンのコーヒータイム「Fika(フィーカ)」とおすすめカフェまとめ

Foundry / Pixabay

スウェーデンのFika文化いかかでしたか?個人的には「日本にも是非取り入れてもらいたい!」と思いつつ…でもやっぱり、Fikaはスウェーデンでしか味わうことのできない特別な時間です!

めい
訪れた際にはみなさまも、Fikaの国スウェーデンを是非堪能してくださいねっ!

 

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