北欧ブームといわれる今、「北欧」や「スウェーデン」にどのようなイメージをお持ちですか。
と意外にアバウト(笑)
そこで今日はスウェーデンで生活していた「めいさん」にお話をお伺いしました。
スウェーデンのおすすめ観光地①首都ストックホルム(Stockholm)は「水の都」
ストック=丸太、そしてホルム=橋で繋がれた島を意味します。
名前にも由来するように、ストックホルムは小さな島々から成る「水の都」。
ストックホルム散策はとにかく楽しく、歩きながら新しいお店を発見したい!スウェーデンの空気に触れたい!という時は、どこまでも歩いて散策します。
少し疲れたときは、トラム、バス、そして地下鉄に乗りストックホルム市内を観光することもできます。
ネットや本などに掲載されている可愛い雑貨店ももちろんおすすめですが、街を少し歩いていれば必ず何か、気にあるカフェや雑貨屋、そしてパン屋さんなど、自分自身のお気に入りのお店が見つかりますよ!
歴史を感じさせる北欧最大のターミナル駅はラッシュの時間帯は避けて!
ストックホルムの地下鉄はまるで美術館のようで一つ一つの駅がアート作品のようです!
基本的には日本のようにゴミゴミすることなく、快適です。
ただストックホルムにも通勤ラッシュは存在します。
日本のように、満員電車で人がもみくちゃ状態まではいきませんが、念のため午後4時から6時は人が多いかも。と思っておいた方がいいかもしれません。
旧都市であるガムラスタン (Gamlastan)はカラフルな建物がおしゃれ
絵本の中に広がるような美しい建築物が目の前に広がり、わくわくすること間違いなしです!
そして「あー私って今本当にスウェーデンにいる!」と実感できます。
定番ですが、行く場所がわからないときはとりあえず、ストールトルゲット広場(Stortorget)へ行ってみましょう。
ここには、あの有名なノーベル賞に関する博物館もあり、楽しく遊ぶだけではなく勉強にもなります。
私は、開催日時を調べて行ったことは無いですが…もしラッキーなら、ストールトルゲット広場で開催されているマーケット(青空市場的なもの?)にも出くわすことができます。
ちなみに、クリスマス前はこの広場でちょっとしたクリスマスマーケットが開催されているので、冬にも是非足を運んでいただきたいです!
ユールゴーデン島 (Djurgården)でヘラジカに会おう
北欧の動物に触れたり、自然に囲まれたオーガニックレストラン、博物館や遊園地が楽しめる、ユールゴーデン島。
ユールゴーデン島にある、世界最古の野外博物館スカンセン(Skansen)の中にはスカンセン動物園があり、ヘラジカと呼ばれる北欧ならでは動物や熊、シカ、ブタやリスなど、様々な動物と触れ合えます。
ヘラジカの迫力に是非圧倒されていただきたいです!
そして、動物だけではなく昔のスウェーデンでの生活や伝統文化を体験できる一つのテーマパークのようなつくりになっているので、お子様連れの方も訪れやすいスポットです。
グローナルンド遊園地(Tivoli Grona Lund)は、こじんまりとしていてなんだか落ち着きますよ。
ショップスホルメン島(Skeppsholmen)はアートが楽しめるスポット
そして国立美術館、現代美術館などアートが楽しめるショップスホルメン島。
1日ではまわりきることのできないお勧めスポットがたくさんあります。
パブロ・ピカソ(Pablo Picasso)やサルバドール・ダリ(Salvador Dali)といった有名な芸術家の作品も多く、アートに疎い私でも見たことのある作品が沢山ありました。
訪れる時期によって展示が変わるので、行く度に楽しむことができますね。
実際に参加したことはありませんが、子供向けのイベントも開催されているようで、子供の絵なんかも飾っていてほっこりしました。
スウェーデンを初めて訪れる方も、そうでない方も訪れるたびに新たな魅力を発見することでしょう。
スウェーデンのおすすめ観光地②ダーラナ地方(Dalarna)で自然を満喫しよう
北欧に興味をお持ちなら、一度はダーラナという言葉を耳にしたことがある方も多いはずです。
ダーラナ地方は、ストックホルムのような都市とは打って変わり、森に囲まれた湖、川辺の赤い家々、そして馬や羊のたわむれる牧場など豊かな自然が広がります。
「幸せを運んでくれる馬」として日本でもよく目にするようになった、ダーラヘスト(Dalahäst)はこの地域の伝統的な工芸品です。
ダーラヘストを制作する作業所見学も興味深いものがあります。
車を走らせると、どこか懐かしい田舎の景色が一面に広がり美しい自然に囲まれた、「スウェーデンのハート」とも呼ばれるダーラナ地方。
何もないといえば何もないでので…スウェーデン人には変態?よばわりされますが(笑)
その何もないのがいいのです。青い空、澄んだ空気、広がる森、湖、赤い家々、そして歴史を感じる工芸品たち…スウェーデン人からしたら美しい自然以外何もないのかもしれません。
しかし、そこが魅力です。
伝統文化を重んじるこの地を一度訪れてみてはいかがでしょうか。
スウェーデンのおすすめ観光地③ヨーテボリ(Göteborg)はスウェーデン第2の都市
スウェーデン第二の都市として知られるヨーテボリはストックホルムとはまた少し違った雰囲気のある街並みが広がります。
トラムが行き交うこの街は、街のいたるところに美術館や博物館、そして音楽ホールが建設され、まるで街そのものがアート作品のよう。
距離はまさに東京と大阪をイメージしてください。
東に首都ストックホルムそして西に第2の都市ヨーテボリといった感じでしょうか。
バスや車で6時間程度、フライトだと1時間ほどかかります。
そして何より、北欧最大の遊園地リセべリ(Liseberg)があります!
遊園地の外から見ると、「え?これが最大?!」というのが正直なところ最初の感想ですが、(ごめんなさい!)あなどってはいけません。
絶叫マシーン系はすべて本気で試されているような気がします。絶叫好きな私でも、本当に怖すぎて一度勝手に涙が出ました…(笑)
ちなみに余談ですが、言語にも違いがあり、方言というかアクセントがだいぶ違うので、ストックホルム出身の友達とヨーテボリ出身の友達と話していると、関東人と関西人が鼻が高いだとか、方言についてなど、お互いをからかい合う感じ?もよく似ていて見ていて面白いです。
スウェーデンの観光名所に行くのは冬よりも夏の6月~8月がおすすめ!
スウェーデン観光のお勧め時期は、夏期の6月~8月です。
夏といっても、日本でいう春から初夏のイメージとなり、最高気温は30℃程、また最低気温は10℃程です。
ただ、乾燥しているため日本のような蒸し蒸しとした気候とは異なり、非常に過ごしやすい気候です。
日中は日差しが強く太陽の下では日焼け対策が必須ですが、日陰に入るとカーディガンを羽織る程度の肌寒さを感じることもあります。
一般的に夜も涼しく、寝苦しい夜を過ごすことはほぼないと言ってよいでしょう。
一般家庭に冷房器具が備え付けられていないのも、スウェーデンの気候ならではでしょう。
夏至祭は見どころ満載
また年間を通し、日照時間がとても短いスウェーデンでは、夏の訪れを多くの国民が待ち望んでいます。
そんな、スウェーデン国民たちが心待ちにしているイベントの一つ、夏至祭がこの時期にあるのも魅力の一つです。
夏至祭では湖のほとりの広場など自然に囲まれた場所に夏至柱を立てて、その周りをみんなで囲みフォルク音楽を奏でて歌ったり踊ったりして楽しみます。
場所によっては食べ物の屋台が出ていたりもするので、ちょっとした食事を楽しんだりもできます。
地元の方は民族衣装や民族楽器を身に着けている方もいるので、伝統文化に触れるいい機会ですね!
厳しい冬を乗り越え、夏の訪れを、緑豊かな自然の中で日光のありがたみを感じながら過ごす夏の日々は訪れる人々を魅了するに違いないでしょう。
日本からスウェーデンまでは乗継1回!マリメッコデザインのフィンエアーがおすすめ
画像引用:フィンエアー
成田からストックホルム、アーランダ空港までは、フライトタイム11時間程度で到着します。(フィンランドで乗継が一回あります。)
フィンランド乗継のスウェーデンへの旅は乗継も分かりやすくスムーズです。
フィンランドの人気キャラクター「ムーミン」とコラボレーションした特別サービスを開始✨
日本発着便をご利用のお子様(2~11歳)に、ムーミングッズをプレゼント!
チェックイン時にも、ムーミンのキャラクターをあしらったマジックチケットなど、楽しい空の旅を演出します😊 pic.twitter.com/C2GHU2igBB— フィンエアー日本支社【公式】 (@FinnairJapan) June 1, 2018
空港スタッフも日本人観光客には慣れているので英語に自信がない方でも安心して飛行機を乗り継いでいただけます。
日本の桜前線は、例年より早いペースで北上していますね!ちなみに、フィンエアー機内の「サクラ」は、まだまだ見頃。“SAKURAフライト”は4月10日まで“桜満開”で、好評運航中です🌸桜をあしらったスイーツで、おもてなし🎶 pic.twitter.com/MaL3j7FDcU
— フィンエアー日本支社【公式】 (@FinnairJapan) April 4, 2018
そして何より、飛行機に乗り込めばそこはもう北欧のエッセンスたっぷりです。
カップや、ソーサーなど機内では至るところにマリメッコデザインを見つけることができます。
マリメッコとのコラボレーション、Marimekko for Finnair に、このたび新たな柄が加わりました✨「泉」をモチーフにしたKaivo(カイヴォ)柄で、枕やブランケットの他、テーブルウェアやアメニティキット等に使われます。日本発着の機内にも順次導入予定ですので、ぜひチェックしてみてくださいね😊 pic.twitter.com/OJQwtNcSzj
— フィンエアー日本支社【公式】 (@FinnairJapan) December 21, 2017
日本からスウェーデンまでの航空費用は?
シーズンにもよりますが、航空費は夏期おおよそ15万~25万円。
どの航空会社を選ぶかにもよりますが、折角スウェーデンに行くならケチらず楽しみたい!ということであればこのお値段になります。
宿も様々なので、ホステルなどの安いものから高級なものまでお選びいただけます。
1万円ほど出せば、例えばストックホルムの中心地街にアクセスの良い朝食付きの宿も探せます。
日本とスウェーデンの時差は?
サマータイム時、日本とスウェーデンの時差は7時間。通常時は8時間です。
夏の場合、日本が朝6時だとすると、スウェーデンは前日の夜11時ということになります。
私はいつも、日本を朝に出発し、スウェーデンには夜に到着するスケジュールで飛行機に乗っているので、機内ではあまり睡眠をとらず、映画鑑賞など機内での時間を楽しむようにしています。
そして、スウェーデンに到着したその日の夜はしっかり睡眠をとり、(そしていきなり、しっかりと食べます!(笑))体を休めます。
そうすれば、翌日時差ボケにならずに元気いっぱいに過ごすことができます。
スウェーデンおすすめ観光地まとめ
スウェーデンに留学していた私がおすすめスポットをご紹介しました。
日本からは11時間と決して近い距離ではありませんが、北欧感たっぷりのフィンエアーを満喫していたら時間はあっという間。
ストックホルムのアーランダ空港に降り立った瞬間に感じる澄んだ空気、どこからともなく漂うコーヒーとシナモンの香り、そして行きかうスウェーデン語に心躍り・・旅の始まりです!