北欧ブランドのお皿って本当に素敵ですよね。
お料理を乗せるのはもちろん、インテリアとして飾っておきたいくらい。
でも、集めるにはお値段も高め・・・。
100円ショップの白いお皿にペイントすれば、単色ならペン代と合わせて300円程度でおしゃれな食器に変身できちゃうんです!!
今日は、絵心が無くても簡単にらくやきマーカーで北欧デザインをペイントする方法を写真付きでご紹介します。
北欧風のお皿に絵付け!材料はらくやきマーカー、カーボン紙など
まず、絵付けをするのに必要なものからご紹介します。
らくやきマーカー(エポックケミカル・無印・ダイソー・セリアなど)
今回お皿に絵を書くのに使ったのは、こちらのエポックケミカルの「らくやきマーカー」。
陶器・グラス・金属類などに絵や文字を描いて、オーブンレンジで焼き付けがOK。
黒色だけでなくカラーも豊富で、単品売りやセットもあります。
こちらは、8色がセットになったビビット。
私は文房具店で見つけて購入しましたが、東急ハンズなどその他にも取扱があります。
100円ショップでも同じようなお皿に絵を書けるペンを売っていますが、
1本で細字・筆字の両方使える様になっていて、塗りつぶす場合や細かい線などに応じて使い分けできるのが便利。
※保管の際は、ペン立てに立てておくとうまくインクが出なくなるので、横に寝かせておきましょう!
無印良品「おえかきペン」
無印でもお皿に絵や文字を書ける「おえかきペン・陶磁器用」を販売。
こちらは単品ではなくセットのみ。
白いお皿(セリア・ダイソーでOK)
専用のお皿でなくても、セリアやダイソーなどの100円ショップの無地のお皿でOK。
今回は、セリアで23㎝程度のお皿を購入しました。
オーブンで焼き付けするので、心配な方は耐熱皿を用意すると安心ですね。
ただし、色もののお皿は不向き。
カーボン紙(セリアなど100円ショップのものでOK)
カーボン紙は「片面カーボン紙」でOK。
デザインを別の紙に下書きしたものをお皿に書き写す際に使います。
マスキングテープ(家にあるものでOK)
下書きしたデザインをお皿に写す際に使用。
お家にあるものでOK。
ティッシュ・ウェットティッシュ・綿棒(家にあるものでOK)
焼きつける前なら、何度も簡単に修正OK。
線がはみ出たりちょっと失敗した時も、ティッシュやウェットティッシュで消せます。
その他必要なもの(はさみ、鉛筆、オーブントースター)
その他に必要なものは以下の通りです。
- はさみ・・・カーボン紙やデザインを書いた紙を切る
- 鉛筆やシャーペン・・・デザインをお皿に写す
- オーブンレンジ(オーブントースター)
らくやきマーカーを使った北欧風絵付け皿の作り方①デザインを決めよう!(アラビア・マリメッコ)
自分で考えたデザインを描いてももちろんOK!
おすすめのデザインはアラビア、マリメッコ
今回、北欧ブランドで人気のARABIA (アラビア)の「BLACK PARATIISI(ブラックパラティッシ)」とマリメッコの「ボットナ」のデザインを参考にすることに。
お家にある生地のデザインや使いたいデザインが書かれている物を用意します。
お皿のサイズに調節してコピー用紙に印刷。
ちなみに今回は、デザインに使う画像をA4サイズのコピー用紙に収まる大きさに拡大して印刷しました。
拡大印刷の仕方
気に入った柄が見つかったら印刷するのですが、どうやって印刷したら良いのかな?という声があったのでここで簡単に説明します。
私が使っているツールは、
このツールをダウンロードして、気に入った画像を取り込みます。
こんな風に画像を入れたら、サイズ調整しながら良い大きさになるように合わせていきました。
サイズのX.Yボタンで大きさの調節ができます。
今回は、A4サイズいっぱいに絵がはみ出ないように印刷しました♪
ココがポイント
絵の大きさによっては拡大・縮小が必要ないので、ワンポイントなど簡単な物からはじめてみても良いかも(後述します)
らくやきマーカーを使った北欧風絵付け皿の作り方②お皿に下書きしよう!
デザインが決まったら次は下書きの作業。
step
1印刷した紙をカット
デザインを印刷した紙が準備できたら、デザインより少し大きめに切っておきます。
step
2カーボン紙を用意
デザインを印刷した紙に合わせて少し大き目にカーボン紙をはさみで切り、下側が黒になる様に重ねます。
印刷した紙の下にカーボン紙を入れ、動かない様に数か所マスキングテープで固定します。
step
3上から鉛筆でデザインをなぞる
デザインを全部なぞったら、紙+カーボン紙をはがします。
step
4下書き完成
らくやきマーカーを使った北欧風絵付け皿の作り方③お皿にらくやきマーカーで絵を描こう!
お皿に下書きができたら、らくやきマーカーの出番。
下書きの上かららくやきマーカーで線をなぞったり、色を塗ったりしていきます。
こちらの「ボットナ」風のデザインは、黒色のらくやきペンだけで作りました。
下書きの線は、焼き付け後は消すことができないので、見えない様にしっかり上書きするか、不要な線は拭いて消しておくのがポイント。
続いて「ブッラックパラティッシ」風。
同様の手順で下書き。
下書きにそって、らくやきマーカーでペイントしていきました。
こちらは、黒色のらくやきマーカーで線をなぞり、色を塗っていきました。
影の部分にはグレーも使っています。
らくやきマーカーを使った北欧風絵付け皿の作り方④オーブンレンジで焼き付けしよう!
オーブンレンジやオーブントースターで焼き付けます。
焼き付け時間は以下を参考にしてみて下さい。
温度 | 加熱時間 | |
オーブンレンジ | 230度 | 20分 |
オーブントースター(温度管理のできる機種) | 170度 | 15分 |
オーブントースター(温度管理のできない機種) | - | アルミホイルに包んで10分 |
焼き付けが終わったらすぐに取り出さず、オーブンレンジ・オーブントースターの中で1時間以上冷まします。
オーブン等から取り出したら、さらにインクを定着させるため、 1時間以上置いておけば完成!!
できあがったお皿は、優しくスポンジで洗います。
らくやきマーカーで作ったマリメッコ「ボットナ」、アラビア「ブラックパラティッシ」
完成品はこちら♪
マリメッコボットナ風アラビア ブラックパラティッシ風
本物が↓なのでかなり良い感じじゃないですか?
☆ ワンポイントアドバイス☆
簡単そうに書いているけど実際難しいんじゃないの?という不安もあると思いますが、大丈夫!
お友達に作ってと頼まれたら細かい所も頑張るから2時間位。
今回難しかったのはボットナの線をまっすぐ引く作業。
難しくて擦れたりガタガタになったりして何度かやり直しました。
意外かもしれませんが、塗りつぶす作業の方が線を書く作業より簡単にできるんですよ☆
ココがポイント
- 線を書く時には力を入れずにすーっと書くこと
- カーボン紙がズレないようにしっかりマステで固定すること
- 塗りつぶす箇所が多いデザインの場合は一回焼いてムラが出たら再度塗って焼いてみること
最初はちょっぴり心配という方は小皿に模様を書いてみるのもおすすめ。
北欧風の小皿だと・・・
こんなデザインも可愛らしいですね♪
らくやきマーカーでマリメッコ・アラビア風の作り方まとめ
今回は、100円ショップのお皿をあこがれの北欧デザインに変身できちゃう「らくやきマーカー」の使い方をご紹介しました。
趣味になっちゃいそうな程楽しみながら、簡単に描けるのも魅力。
お子さんと一緒に描いたり、大切な方にメッセージ入りのオリジナルのものを作っても良いですね。
お好きなデザインを選んで簡単にペイントできるので、お家のインテリアの一つに加えてみてはいかがでしょうか。